作品
思考は停止していた
なんだかんだ、お互いに理解しきっているがゆえに裏の裏を読みすぎて事故ってるだけなんですよね、と鯰尾藤四郎は肩をすくめた。
でも、やらかしてるって気づいたらだいたい最短一日で立て直すからもうあれはいっそわざとじゃねえの、と後藤藤四郎は溜息を付いた。
なんにせよ、冷静ではなさそうですからいっそ捕まえて一つの部屋に押し込めておけばなんとかなるのでは、と物吉貞宗は微笑んだ。
物吉貞宗案採用、と近侍を働かせ、不意打ちの出会い頭に固まって通行の邪魔になる二振りの問題を片付けた審神者は、その古馴染みたちの間で彼らが別れたのか付き合い始めたのかの賭けがあったと聞いて、困惑した。
1-30「終わり」「始まり」「堂々巡り」
https://twitter.com/x_ioroi/status/1129787486861848577
なお賭けの結果は怖くて聞けなかった模様。
働かされた近侍の明石さん「一期一振に初めて感謝してもうた」
- 2019/06/02 (日)
- お題
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