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嘆きの在処
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20150406
燭鶴::僕の半分
三日月未実装
いつもは眼帯の下に仕舞っている開いたままの瞼が映すのはいつであろうと深い闇で、とろりと底に貯まるようなそれを澱というのだと誰に教えられるまでもなく知っていた。それは誰の体からもほろほろとこぼれて揺蕩い、もっともくらい澱は暗闇の中で最も輝く金の双眸を持っている。
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