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嘆きの在処
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20150329
燭鶴::言えるわけがない
だらりとありえぬ方向にねじまがった腕をそのままに平然と歩く姿に驚きを覚えなくなったのはいつからだろうか。人の身をかたどっていることと人そのものであると違うのだろうと痺れの残る足を引きずり、細い首に伸びそうになる腕を抑えながら後をついていく。折らせてくれと、言えるわけがないけれど。
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